WELCOME

はじめに

当園のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

オリーブモンテッソーリこどもの家(当園)は、国際モンテッソーリ協会(AMI)認定の資格を持つ職員が、国際的な基準に基づいて本格的なモンテッソーリ教育を実践する認可外保育施設です。

モンテッソーリ教育では、「子どもは自ら育つ力を持っている存在である」という確信のもと、自由と秩序の整った環境で、子どもが「これをやりたい」と選び、自分で自分を成長させていくことを大切にしております。

「こどもの家(Casa dei Bambini)」というモンテッソーリの原点に基づき、子どもたちが自分の家のように感じ、安心して挑戦できる空間づくりを心がけております。

子ども自身がその空間の“主人”となり、使ったものを片づけたり、環境の手入れをしたり、知的な活動に取り組んだり、クッキングをして自分や身近な人を癒したり、生きることそのものを体験を通して学んでいきます。

またモンテッソーリ教育では異年齢合同の環境をとても大切にしております。はじめはクラスの中で小さかった自分も、だんだんと大きい存在になることで、自分の成長を感じるだけでなく、優しくされたり、してあげたりする経験から、相手をおもいやることや、支え補い合うことを体験して学んでいきます。

そこにあるのは、人と比べるような競争心ではなく、多様性を認め合う平和な社会です。

こどもの家とは、安心して挑戦し、失敗し、またやり直すことができる温かな雰囲気がある素晴らしい環境なのです。

モンテッソーリ教育は、単なる「活動の時間」ではなく、子どもたちの生活そのものであり、オリーブモンテッソーリこどもの家では一日を通してその理念が息づいています。

子どもたちは、自ら選んだ活動にじっくりと取り組み、ときには休み、お友だちと遊ぶことも、すべてが学びの一部でありすべてがモンテッソーリ教育です。

また、園舎は東京都あきる野市の豊かな自然環境に囲まれております。四季折々の草花や、虫、小動物とのふれあいを通して、子どもたちは自然と「地球の一員」である感覚を育んでいくことでしょう。

 当園は、認可外保育施設ですので、どこにお住まいの方でも入園することができます。あきる野市だけでなく、近隣の日の出町、青梅市、羽村市、福生市、昭島市、瑞穂町、八王子市など、さまざまな地域の保護者のみなさまの「モンテッソーリ教育で大切なお子さまを育てたい」という思いに、こたえていければと願っております。

GREETING

ご挨拶

このたびは、当園のホームページにお越しくださり、誠にありがとうございます。

園長の北川真理子と申します。

私たちは、子どもたち一人ひとりが本来持っている「自ら育とうとする力」を信じ、それを丁寧に引き出していく教育として、本物のモンテッソーリ教育を大切にしております。モンテッソーリ教育には、「子どもをあるがままに受け入れ、適切な環境の中で自立と成長を見守る」という深い理念があります。

当園は「こどもの家」として、子どもが心から安心でき、自分自身の意思で選び動き学びそして自由に休むことができる場所です。

そこで子どもは、自分のことだけでなく環境や他者に対して自然に目を向け始め、片づけや手入れといった日常の営みを通じて、責任思いやりを育んでいきます。


一日の流れにおいては、「モンテッソーリの時間」といった枠を設けず、園のすべての時間がモンテッソーリ教育の理念に基づいて流れています。

活動、遊び、休息、対話、すべてが子ども自身の選択であり、内的な成長に結びついているのです。

あきる野市という自然に恵まれた環境の中で、虫や小動物、草花とふれあう経験も大切にしております。

自然とのつながりの中で、子どもたちは自分が「生きとし生けるもの」の一員であることに気づき、感性と命への敬意を育んでいくことでしょう。

私たちは、子どもたちの未来に寄り添う大人として、できる限りの準備と信頼のまなざしをもって日々の保育に取り組んでまいります。

保護者の皆さま、地域の皆さまと共に、子どもたちの歩みを見守り支えていけますよう、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

園長 北川真理子

ABOUT MONTESSORI

モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育は、イタリア初の女性医師であり教育者であるマリア・モンテッソーリによって確立された教育法です。1907年に「子どもの家」で初めて実践され、今では世界中の幼児教育や学校教育に取り入れられています。

モンテッソーリは医学や心理学の知見を活かし、子どもを科学的に観察することで、「一人ひとりの発達に合った環境と活動が必要だ」と考えました。その結果、生まれたのがモンテッソーリ教具と呼ばれる数百にも及ぶ教材です。子どもたちは自分で選んだ活動を繰り返しながら、手を動かし、考え、集中し、自然と学びを深めていきます。

主な活動の分野は以下の通りです:

  • 日常生活の練習(自分や環境を大切にする活動)
     例:手を洗う、植物を育てる、お皿をふく、ボタンを留めるなど
  • 感覚教育
     五感を使い、物の違いや特徴を感じ取る力を育てます
  • 言語教育・数教育
     文字や数字を遊び感覚で理解し、表現力や論理的思考を育てます
  • 文化教育(地理・歴史・科学・芸術など)
     地球や生き物、人間社会への関心を広げ、世界を知っていきます
  • クッキング・ガーデニング・工作・音楽・スポーツなど
     実生活や自然・身体と関わる中で、豊かな感性や自己表現を育てます

また、モンテッソーリ教育では異年齢混合クラスが基本です。年下の子は年上の姿に憧れ、年上の子は年下に優しく教える中で、思いやりや社会性が自然と育ちます。こうした環境の中で、子どもたちは自分の立場を理解し、多様性を受け入れる平和な心を身につけていきます。

さらに、最近では「モンテッソーリ・スポーツ」という取り組みも注目されています。子どもが自ら選び、楽しみながら体を動かす中で、健やかな身体と自律心も育っていきます。

モンテッソーリ教育の大きな特徴は、子どもに「自由」と「規律」を与えることです。自由に活動を選べるからこそ、子どもは自分で考え、行動し、結果を体験することができます。その過程で、知性はもちろん、自主性・主体性・決断力・責任感・自信・思いやりといった「生きるために必要な力」が自然と身についていくのです。

世界中で愛されているモンテッソーリ教育。子どもたち一人ひとりが、自分らしく輝くための、確かな土台をつくる教育です。

マリア・モンテッソーリ

出典:https://www.sundborn.org/about-montessori

PHILOSOPHY

当園の運営理念

当園では、子ども一人ひとりの力を信じ、自立と成長をあたたかく見守ることを大切にしています。
自然とふれあいながら、家庭や地域と共に、心豊かな育ちを支える保育をめざしています。

1. モンテッソーリ教育

2. モンテッソーリスポーツ

3. すこやかな身体をつくる食育

4. 自然とのつながりを大切にする

5. 共に育む地域と家庭との連携